採用活動に必須のフレームワーク!4P戦略で候補者を惹きつける

「これからの採用は候補者を選ぶのではなく、候補者に”選ばれる”ことが重要だ」

とHR業界・人事界隈ではよく言われます。
とはいえ

「これって自社の魅力になり得るのかな?」

「自社の魅力をどう打ち出していけばいいか分からない…」

という不安や悩みを抱えている方も多いと思います。

HeaRでは累計100社以上の魅力を整理してきました。
この記事ではそれらの知見をもとに、自社の魅力を整理・言語化する方法についてご紹介していきます。

具体的には、

  • 転職活動のメカニズム
  • フレームワーク「4P」の紹介
  • 自社の魅力を活かす方法3選

など重要なポイントをご紹介していきます。

求職者にとって「転職」はキャリア課題の解決策である

求職者は自身のキャリア課題の解決を望んで転職活動を行なっています。
キャリア課題とは言葉の通り、キャリアにおける課題を指します。

例えば、

  • ミッション・ビジョン・バリューが明確な会社で働きたい
  • 興味を持っている業務内容を経験したい
  • 今の会社に苦手な人がいるので離れたい など

このような様々なキャリア課題を解決するための一つの手段として「転職」が存在します。
優秀な人材を採用するためには採用広報や面接などのシーンにおいて「あなたのキャリア課題は自社に入社することで解決できる」と訴求していくことが求められます。

自社の魅力を4Pで分類しておくと、求職者の課題に応じて魅力の訴求を行いやすくなります。

  • Philosophyの課題に対して、Philosophyの魅力を訴求
  • Professionの課題に対して、Professionの魅力を訴求 など

その結果、求職者をアトラクト(惹きつけ)しやすくなります。
それではフレームワーク「4P」を見ていきましょう。

求職者のキャリア課題は「4P」で分類できる

前述した候補者のキャリア課題を分類するフレームワークが「4P」です。
キャリア課題を解決する企業側にとっては、自社の魅力を整理するフレームワークとも言えるでしょう。

4Pとは各魅力の頭文字「P」を並べたものです。
以下が、各魅力とそれらに紐づく要素の例。

■ Philosophy(企業理念)

  • ミッション/ビジョン
  • 創業経緯
  • 社名の由来
  • 沿革

■ People(人・文化)

  • 経営陣紹介
  • メンバー紹介
  • 企業文化
  • バリュー
  • 組織図

■ Profession(事業・業務内容)

  • 事業内容
  • ビジネスモデル
  • 競争優位性
  • 今後の事業戦略
  • 業務内容

■ Privilege(働き方・待遇)

  • 働く環境
  • 働き方
  • 福利厚生
  • オンボーディング
  • 給与テーブル
  • 評価制度

求職者が抱える多くの課題は、4つのいずれかに分類されます。
例えば、第一段落でお伝えした例に当てはめると、

  • ミッション・ビジョン・バリューが明確な会社で働きたい=Philosophy
  • 興味を持っている業務内容を経験したい=Profession
  • 今の会社に苦手な人がいるので離れたい=People

4Pの詳細

フレームワーク「4P」の詳細を説明していきます。

■ Philosophy(企業理念・目的)

企業理念やビジョンをはじめ、自社が大切にしている考え方・価値観を指します。
組織やチームとして

「どのような価値観を重視しているか」
「どのような目標に向かっていくのか」

について興味をもつ求職者も多くいます。
Philosophyでアトラクトできるよう、ミッション/ビジョン/バリューをストーリーで語れるように準備しておきましょう。

■ Profession(事業・業務内容)

単に事業内容を説明するのではなく「社会的意義」や「競争優位性」を含める点が重要です。
業務内容についても、得られるスキルや経験について具体的なエピソードを交えることができれば一層イメージが湧くことでしょう。

求職者は会社のプラスな部分だけではなく、マイナスな部分も知りたがっています。
事業拡大や仕事の楽しさといった明るい部分だけを伝えるのではなく、事業課題や仕事の大変な部分についても話せると効果的です。

■ People(人・文化)

一緒に働くメンバーや上司はどんな人なのか。
コミュニケーション量は多いのか少ないのか、ウェットな組織なのかドライな組織なのか。

チームプレイが多いのか個人プレーが多いのかなど。
客観的な視点で社内の雰囲気や文化を捉え、求職者に適切に伝えられるように準備をしておく必要があります。
社内の雰囲気を適切に伝えることで、スクリーニングやアトラクトの精度が上がることでしょう。

■ Privilege(働き方・待遇)

仕事内容云々より、働きやすさや条件面を重視する方も一定存在します。
給与や福利厚生、勤務地などの待遇面についても言語化しておきましょう。

配属や勤務地の希望は出せるのか、月にどれくらい残業があるのか、完全週休2日なのか、勤務時間はどうなのかなど。
充実した福利厚生やユニークな制度がある場合は、会社説明資料やコンテンツを通して発信していくと良いでしょう。

4項目のいずれに共感するかは候補者ごとに異なります。
自社の魅力を言語化・整理しておき、候補者の抱えている課題に合わせて4Pを使い分けながら訴求できるようにしましょう。

4Pの活用方法

最後に整理した4Pの活用方法について解説します。

1. 採用広報記事

4Pで整理した情報は採用広報に活用できます。
コンテンツ戦略は「4P」×「3フェーズ」のフレームワークを活用しながら考えましょう。

候補者の転職軸・選考フェーズによって求める情報が異なるため、網羅的にコンテンツを作成することで適切にアピールすることができます。

2. 採用ピッチ資料への反映

採用ピッチ資料の作成においても4Pを活用しましょう。
4Pに基づいた自社の魅力を採用ピッチ資料に反映することで、候補者にとって魅力的な採用ピッチ資料になります。

候補者の課題に合わせた自社の魅力を採用ピッチ資料で訴求し、候補者からの応募を促進しましょう。

3. 面接におけるアトラクト

候補者が具体的な課題を抱えている場合、4Pに基づいた自社の魅力を伝えることで候補者をアトラクトすることができます。

例えば「もっとモチベーションの高い人と働きたい」と考えている候補者にはPeople(人・文化)軸で社内の人柄や組織体制で訴求する。
「リモートワークの職場で働きたい」という候補者にはPrivilege(特権・待遇)軸で自社の働きやすさについてお伝えする、などが有効です。

特にカジュアル面談の場合は「企業に興味がある」というより「自身の課題解決を求めて話を聞きにきている」候補者も珍しくありません。
候補者が「自分の抱えていた課題が転職によって解決できる」と感じられれば転職意欲も高まります。

まとめ

今回は企業の魅力を整理する4Pについて解説しました。
自社の魅力を網羅的に整理し、自社が求める人物にとって魅力的な会社となるように採用戦略を進めていきましょう。


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