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つながっていく人の縁が、学生を就活の苦しみから救っていく。#私の青春
2022-02-28

つながっていく人の縁が、学生を就活の苦しみから救っていく。#私の青春

監修者

HeaR株式会社 代表取締役 大上 諒
2016年、コンテンツマーケティング支援のサムライト株式会社に入社。同社で30社以上のメディア運営に携わったのち、新規事業の責任者として複数の事業立ち上げに従事。
2018年にHeaRを設立し、累計100社以上の採用支援に関わる。「青春の大人を増やす」をミッションに複数のHRサービスを展開中。

編集者

HeaR株式会社 編集部
採用のプロフェッショナルが複数在籍し、採用戦略・ブランディングから実行までを一貫で手がけるHeaR株式会社。
著者の詳しいプロフィール

目次


「働いて青春」する大人が増えれば、社会はもっと素敵になる。そんなHeaR株式会社のパーパスに共感してくれた方をお招きして仕事と青春について伺う、シリーズ、"私の働いて青春"。今回は、株式会社ABABAの代表取締役、久保 駿貴さんにお話を伺いました。

久保 駿貴さん

https://twitter.com/ABABA_oinori

岡山大学大学院修士1年。在学中に複数の事業立ち上げを経験した後、4年次に株式会社ABABAを創業。リリース1年で利用企業数200社を突破。CVG全国大会経済産業大臣賞。価値デザインコンテスト SDGs日本賞。News23、Nスタ、NHK「おはBiz」Abema Primeなど多数のメディアにも出演。


「お祈り」は、人事にも学生にも本当に辛い問題


田島:

突然なんですが、採用人事をやれば誰もが悩む「つらいこと」の話をしてもいいでしょうか。いや、インタビューにお招きして私から話し始めるの、変なんですけど。


久保さん:

(笑) はい、聞かせて下さい。


田島:

せっかく会社に来てくださった候補者さんに、「今回はごめんなさい」とお伝えするのが、つらい! もう本当につらい! 何回やってもつらい! その人はすっごく魅力的だけど、こちらの会社のフェーズ的に今じゃないよね、となることもあるし、オーバースペックで今の私達では仲間としてお迎え出来ないよね、となることもあるし。もうこれ、本当に辛くて……。採用に携わる人は必ず悩んでいる問題だと思うんです。だからこそ、実はABABAさんの取り組みって私はずっと関心があって。まさに次世代型のスカウトサービスだな、と思ってました。


久保さん:

ありがとうございます。そういう悩み、本当に人事の人からよく伺うんですよね。僕が作っているサービス、「ABABA」は一言でいうと、最終面接で不採用に成ってしまう方を推薦で応援するサービスです。


田島:

いや、本当に、就活などで悩む学生さんはもちろんですけど、人事の悩みも救うんですよ。みんなを幸せにする画期的なサービス。久保さんは、ABABAの着想ってどこから得たんでしょうか?


久保さん:

僕の友人が就活していた時、とある企業の最終面接で残念ながら落ちてしまったんです。一生を捧げるつもりで頑張っていて、どうしても入りたかった企業だったからこそ、その落ち込みようは見ていてこちらも辛いほどでした。


田島:

それは確かに……。私も、友人たちが就活している時にいきたいと思った業界や会社から内定が出ず、本当に落ち込んでいる姿は見てきました。


久保さん:

そのショックって、場合によっては大ファンだった企業のことを大嫌いになってしまうことすらあり得るんですよね。その友人は本当に最終面接まですべてを捧げて頑張っていたので、「そこまでの頑張りが評価されてもいいんじゃないか」と思ったのがきっかけです。


田島:

そうですね……、人事の苦しさばかり騒いでしまってごめんなさい……。学生さんや求職者さんたちにとっても、人生を左右する大きな選択。苦しいに決まってます。


人の縁が繋がることで、就活を前向きなものに変えていける世界


久保さん:

採用も人との縁だと思ってるんです。不採用だったとしても、どこかで会えたことは大切な縁。出会えた縁を続けていけるような世界観を作りたいと思って、ABABAのサービスを生み出しました。


田島:

本当にこれは深刻な問題だと思うんですが、「就活うつ」って言葉があるじゃないですか。学生さんにとったら、就活は本当に人生を左右する重要なイベント。選考で落ちてしまう度に、自分の存在価値を否定された気持ちになる、という声も聞きます。


久保さん:

そうなんです。調べによると、7人に1人が就活うつを経験し、年間約180名が就活うつで自ら命を絶っているんです。


田島:

本当に悲しいことです。人事として、本当にそのことは重く受け止めています。私達人事も、「この採用がその人の人生を大きく左右する」と何度も考え直さなくてはいけない。身につまされる思いです。


久保さん:

若者の命が失われるのは、日本の社会の未来にとっても絶対に良くない。本当に深刻な問題なんです。


田島:

最終面接までの頑張りをしっかりと見た人事が、「貴方は本当にここが素敵なんだよ。今のうちの会社では仲間に受け入れられなくて本当にごめんなさい。でも、推薦という形で貴方の素敵なところを紹介させて下さい」というのが当たり前になれば、就活うつの問題解決にも寄与していけるような気がします。


久保さん:

実際ABABAでは、就活生と人事さんがその後も繋がり続け、本当に素敵な出来事もたくさんありました。このやりとりのように、今は縁がつながらなかったけれどいずれ、という思いを持ったまま次に進める人たちが増えてきているんですよ。

田島:

これは……これ……私泣きそうです……。会社の人事としても、受けた学生さんとしても、いつかにつながる素敵なご縁。こんなやりとりが世の中に増えていったら、就活で苦しむ人はいずれ減っていくと思います。


久保さん:

僕も本当に泣きそうになりました。もっともっと、こういう人たちが増えていくといいな、と思って日々サービスを運営しています。


素敵で前向きな未来を想像することが、「青春」


田島:

ちょっと切り込んだ話ですが、どうしても就活の中で学歴フィルターって存在するじゃないですか。私は大学を中退、実質高校卒業。中途ですら、企業の応募要項に「大卒以上」と書いてあることはまだまだあるんですよね。久保さんとしては、この「学歴格差」の問題をどう捉えていますか?


久保さん:

存在するのは確かです。いわゆる就活に強い大学ではない学生さんが、ある企業の最終選考までのこったけど落ちてしまった。そんな時に、また就活がゼロからのスタートになってしまう。それは実際に存在する事実です。


田島:

そうですよね。途中までの頑張りが無かったことにされてしまうというのは、本当に良くないと思うんです。それは企業にとっても機会損失なのでは、と感じています。


久保さん:

ABABAが広まっていくことで、学歴ではなく「それまでの頑張ってきた実績」が評価される世界が実現されるのではないかと考えています。確かに有名な大学ではないけれど、他の企業の推薦を受けてその人がどれだけ頑張ってきたのかわかる。そうすれば、大学名を取っ払ったサービスにも成っていけると思うんです。新しい評価軸を、ABABAで作っていきたいです。


田島:

生きていて、無駄になる頑張りなんてないですもんね。頑張った課程は、必ず誰かが見てくれている。


久保さん:

それを就活生たちにも伝えていきたいんです。頑張りが評価される世界になれば、就活はもっとポジティブな気持ちで臨んでいけるものになります。メンタルヘルスの部分でも、ABABAを通して前を向く機会を作っていきます。


田島:

最後に、久保さんが「今、働いて青春してる!」と思う瞬間について聞かせて下さい。


久保さん:

起業すると、仕事とプライベートが一緒になるので、仕事のことを考えているのはいつでも楽しいんです。ABABAをどうやって広げていこう、その先でどんなハッピーな世界が待っているのか……そう考えるととても青春を感じます。


田島:

会社やサービスを通して作られるより良い未来を思う瞬間が、久保さんにとっての青春なんですね。


久保さん:

そうですね。やっぱり、「このサービスいいよね」という声を学生さんや人事の方からいただけるのが本当に嬉しいんです。行きたかった会社に落ちて絶望していた時にABABAに出会い、スカウトが来て内定が決まりました! という報告をもらうことも在ります。そうすると、会社全員で盛り上がりますね。


田島:

すっごく素敵ですね……! 私自身も、「学歴に頼れない人間」として、「人事」として、ABABAさんの実現したい世界をどんどん応援していきたいです!


【ここにPRや採用情報を記載して下さい】


初期費用、月額費用なしの完全成果報酬のスカウト型サービスです。他社の最終面接まで頑張った、より自社にマッチした方にスカウトしていただけます。

ABABAの世界観を広めて下さる業務委託の方も随時募集しております!

不採用を少しでも前向きに捉えられる就活・採用の文化を一緒に作っていきましょう!