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ソーシャルリクルーティングの成功ポイントと事例9選!
2022-08-15

ソーシャルリクルーティングの成功ポイントと事例9選!

監修者

HeaR株式会社 代表取締役 大上 諒
2016年、コンテンツマーケティング支援のサムライト株式会社に入社。同社で30社以上のメディア運営に携わったのち、新規事業の責任者として複数の事業立ち上げに従事。
2018年にHeaRを設立し、累計100社以上の採用支援に関わる。「青春の大人を増やす」をミッションに複数のHRサービスを展開中。

編集者

HeaR株式会社 編集部
採用のプロフェッショナルが複数在籍し、採用戦略・ブランディングから実行までを一貫で手がけるHeaR株式会社。
著者の詳しいプロフィール

目次

ソーシャルリクルーティングとは?

ソーシャルリクルーティングとは、SNSを活用して求職者にアプローチする形の採用活動です。

ソーシャルリクルーティングが生まれた背景としては、Twitterやfacebook,Linkedinなど、ビジネス面でもSNSの活用が進む中で、採用の候補者となるような人材にアプローチしやすくなっているからです。

特に若い世代ではSNSの利用も活発であり、採用媒体などよりも広く多様な人材に対してアプローチすることが可能です。

また、これからの採用の方法としてもSNSの広まりとともに進んでいくと考えられるため、ソーシャルリクルーティングは取り入れて損のない採用手法と言えるでしょう。

今回の記事では、ソーシャルリクルーティングを行う際のポイントと、事例を解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

ソーシャルリクルーティングのポイント

ソーシャルリクルーティングで使用される媒体

ソーシャルリクルーティングで使用される媒体の特徴と、活用方法を把握しておくことは、採用活動の成功のための重要なポイントの一つです。

以下はソーシャルリクルーティングで効果をあげやすいSNSと、その特徴です。

■Twitter

Twitterは日本におけるユーザーが多く、またビジネスの情報収集に使用しているユーザーも少なくないので、ソーシャルリクルーティングに適している媒体の一つと言えるでしょう。

魅力はその拡散性で、一つの投稿のエンゲージメントが跳ね上がるパターンがあります。

その分炎上リスクにも気をくばる必要がありますが、うまく使用できれば、効果的な手法と言えるでしょう。

■Facebook

Facebookは30代~50代の使用者が多く、また本名での登録が必要であったり、職歴や経験を露出するユーザーも多いため、ソーシャルリクルーティングが効果的な媒体です。

ユーザーに関係のある人物へのリーチが可能なので、社員からのリファラル採用を促すといった施策なども効果的に行えるでしょう。

■Instagram

Instagramは若年層を中心に広いでだいが使用するSNSであり。画像投稿などによる、ビジュアライズした訴求が可能な媒体です。

写真などによってオフィスの雰囲気や、普段の働いている姿を写すことで、企業のイメージが求職者に伝わりやすいといった強みがあります。

■Linkedin

Linkedinはビジネスに特化したSNSであり、その人の職歴やポジションなどが詳細に確認できます。また、内部での採用活動やビジネスの発信が活発なので、採用活動においても、最もユーザーの熱感が高い媒体と言えるでしょう。

また、海外でも盛んなSNSなので、国外の人材に対してもアプローチが可能となっています。

また以下の記事では、ソーシャルリクルーティングよりも広くオンラインで求職者にアプローチする方法を説明していますので、是非ご一読ください!

▽【オンライン採用を成功に導くには?SNS採用や面接などのTipsも公開】

https://www.hear.co.jp/recruit/online-recruitment

◆ソーシャルリクルーティングを成功させるポイント

ソーシャルリクルーティングを行う上で、重要な考え方は以下の3点です。

1.目標を決めた中長期的な運用と継続

2.発信のみではなく、双方向でのコミュニケーション・やりとりをする

3.採用ペルソナを明確にする

1.目標を決めた中長期的な運用と継続

ソーシャルリクルーティングでは、自らもSNSのユーザーとしてやりとりをするために(個人アカウントでも企業アカウントでも)、「アカウントを育てる」といった概念が必要になってきます。

SNSのアカウントは一朝一夕では育たず、継続的なコンテンツの発信やユーザーとのやりとり、エンゲージメントの向上によってアルゴリズムに評価され、次第にアカウントとしての存在感が上昇していきます。

担当者ベースでは根気のいる施策にもなってくるので、目標を明確に決め(フォロワー数や面談の成立数など)、細かく達成していくような運用の仕方が重要です。

また、継続するために、投稿や運用の仕組み化も進められると良いでしょう。

2.発信のみではなく、双方向でのコミュニケーション・やりとりをする

SNSは、ユーザー同士のコミュニケーションを促進するためのサービスという側面が強く、これは採用媒体として使用する際も活かすべき強みと言えるでしょう。

採用候補になりうるような方とコミュニケーションをとったり、求職者の疑問に明確に回答したりなど、双方向のコミュニケーションを意識して運用することが重要です。

3.採用ペルソナを明確にする

自社でアプローチしたい人材のペルソナを元に、SNSでの発信内容が決まっていくので、ペルソナの策定は必須と言えるでしょう。

もしそれが無いままに運用してしまった場合、統一感の無い投稿で、「いったい誰にアプローチしたいのか」が不明確なアカウントに育ってしまいますし、コンセプトの固まっていない発信は一般的に伸びにくい傾向にあります。

なので、採用ペルソナを明確に作成した上で、そのペルソナにしっかり見てもらえそうなコンテンツを作成することが大切です。

以下記事では、採用要件(ペルソナ)のフレームワーク・設定方法について説明しております。ぜひご一読ください。

▽採用要件(ペルソナ)の設定方法&フレームワークを大公開▽

https://www.hear.co.jp/recruit/persona-make

ソーシャルリクルーティングの成功事例

本項では、ソーシャルリクルーティングを取り入れている企業の事例について解説していきます。各社で使用しているチャネルの特徴などを把握し、自社にも取り入れてみましょう。

■ソニーミュージック社

ソニーミュージック社では採用アカウントをツイッターとインスタグラムで開設しており、二つのアカウントのフォロワーを合わせると8000人強になります。

Twitterでは募集ポジションの紹介を行ったり、インスタグラムでは企業の雰囲気が伝わるような画像を投稿することで、母集団形成と採用促進に効果的な動きが取れています。

Twitterアカウント:https://twitter.com/jinjisme

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/sonymusic_recruit_jp

■三井住友カード社

三井住友カード社は新卒採用専用のアカウントをインスタグラムで開設しています。

インスタグラムの特徴でもある若年層の多さから、新卒採用の対象にうまくアプローチしています。

発信の内容も就活生にみてもらえるような内容となっており、社員インタビューから、内定者ヘのインタビュー・オフィスツアーの画像など、充実しています。

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/smcc_recruit

■講談社社

講談社社ではツイッターアカウントを採用担当が開設し、幅広い発信を行っています。自社としての取り組みや、求職者向けのセミナー情報などを発信しています。

フォロワーは単体で10000人弱おり、継続した発信によって、存在感のあるアカウントに育てられている好事例と言えるでしょう。

Twitterアカウント:https://twitter.com/kodansha_saiyou

■博報堂社

博報堂社では広報室がfacebookでアカウントを運用しており、自社の広報について発信し、採用事務局がTwitterを運用し、採用イベントや情報を発信しています。

こちらは採用専門ではなく広報機能も兼ね備えていますが、その分発信のコンテンツは多様であり、広く自社に興味を持っている人材にアプローチできていると言えるでしょう。

Twitterアカウント:https://twitter.com/hakuhodo_mp

Facebookアカウント:https://www.facebook.com/hakuhodo.koho

■スターバックス社

大手カフェチェーンであるスターバックス社は、世界的にもソーシャルリクルーティングの成功事例の代表と言われており、Facebookを使用した採用を成功させています。

Starbucks Partnersという採用専門アカウントを持ち、働いている人のストーリーや求職者へのメッセージなど、企業としてのカルチャーや熱量が伝わるようなコンテンツ発信によって、求職者を惹きつけることができています。

Facebookアカウント:https://ja-jp.facebook.com/starbuckspartners

■日本オラクル社

大手IT企業の日本オラクル社では、ツイッターでの採用活動を行っております。日本オラクル社のプリンシパルリクルーターである鈴木さんが運用するアカウントであり、採用担当者が実名での発信と採用担当視点での情報をコンテンツとしている部分で、求職者にとって有益なアカウント構築ができている事例です。

Twitterアカウント:https://twitter.com/Oracle_JP_Saiyo

■DeNA社

DeNA社では新卒採用に特化したアカウントをTwitterで運用しています。多様なポジションでの採用を行っているDeNA社では、採用イベントや情報発信も盛んなため、ツイッターでそれらを就活生に向けて発信し、認知をとっています。

ツイッターでは就活生が情報収集のために専用アカウントを作ることも多く、就活生が興味のあるインターン情報などを呟くことで、ユーザーにとって有用なアカウントとして運用されています。

Twitterアカウント:https://twitter.com/dena_shinsotsu

■トランスコスモス社

トランスコスモス社では、採用のためのSNSにfacebookやTwitter、情報発信にYoutubeを公開しています。

Youtubeでは自社の情報や、社員インタビュー・若手社員同士での対談など、求職者向けのコンテンツも充実しており、動画といった形で求職者に働きかけることが出来ています。

ソーシャルリクルーティングにおいて、動画媒体も積極的に使用している事例です。

Youtubeアカウント:https://www.youtube.com/channel/UC0arTSNRU_3Lx-rlo22N63w

■ニトリ社

大手家具メーカーのニトリ社ではインスタグラムを活用し、新卒採用専門のアカウントを運営しており、フォロワーは5000人弱に登ります。

社員インタビューや内定者インタビュー・また就活生向けのTipsなどを紹介しており、就活生から人気の企業になっています。

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/nitorishinsotsu

上記9つがソーシャルリクルーティングの事例になります。参考になりましたでしょうか?

以下資料では、オンラインでのリクルーティング手法について解説しております。是非ご一読ください。

▽【お役立ち資料】オンライン時代で差をつける リクルーティング手法▽

https://hear-20737044.hs-sites.com/onlineinterviewhp

最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました。今回の記事では、「ソーシャルリクルーティングの成功のポイント」と「企業成功事例」を説明しました。

HeaRではソーシャルリクルーティングなど、新しい採用手法での支援実績が豊富です。

新規チャネルによって採用の幅を広げたい、既存の課題を解決したいというご担当者さまは、ぜひ下記から日程選択して頂き、ご相談ください!

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