1.Notionとは
Notionとは
Notionはあらゆる情報を一元管理できるドキュメンテーションツールです。
- 見やすくシンプルなUIで操作がスムーズ
- マークダウン方式で整理しながらドキュメントが作れる
- ブラウザやアプリで同時編集してもタイムラグがほとんどない
- ボード機能やタイムライン機能で、業務の見える化ができる
など様々な魅力が詰まっているツールです。
さらに詳しく知りたい方は『Notion』公式サイトをご覧ください。
(こちらのサイトも、もちろん『Notion』で作成されています!)
Notionの料金
『Notion』には現在4つの料金体系があります。
自社の用途に応じてプランを選びましょう。
料金体系や支払い方法については『Notion』公式サイトにて確認できます。
Notionの使い方
では『Notion』はどのような場面で活用されているのでしょうか。
『Notion』の特徴を3つ挙げると「シンプルさ」「使いやすさ」「汎用性の高さ」です。
それ故、特定のシーンというよりは整理したい情報の性質に応じて多彩に使い分けができます。
- 社内外のプロジェクト管理
- スケジュール管理やガントチャート
- 社内文書やマニュアル
- 応募者の進捗管理
など様々なシーンで活用されております。
2.『Notion』で採用サイトを制作するメリット
『Notion』は様々なシーンで活用できますが、サイト制作もそのひとつです。
自社で手軽に採用サイトを制作したい企業は『Notion』の活用をオススメします。
以下の2つに分けて理由をお伝えしていきます。
- 採用サイトの制作で発生する課題
- 『Notion』で採用サイトを制作するメリット
採用サイトの制作で発生する課題
採用サイトの制作をする際、採用担当者が自ら制作することは稀です。
恐らくは、以下の対応になるかと思います。
- 社内にWebデザイナーやエンジニアがいる場合は制作を依頼する
- 社内にノウハウがなければWebサイト制作会社へ外注する
しかしこれらの選択をした場合、様々な課題が発生します。
ディレクションに手間と時間がかかってしまう
社内外問わず、制作を依頼する場合にはディレクションのコストがかかります。
採用サイトの目的、ターゲット、企画案などを作成し、制作者と認識合わせを行って初めてサイト制作に移ることができます。
デザイナーやエンジニアのほとんどは採用の専門家ではないため、サイトの用途やコンセプトの理解に時間がかかることもあります。
外注する場合、費用が高くなってしまう
社内にWebデザイナーやエンジニアがいない場合は、Webサイト制作会社に外注することになるでしょう。
依頼内容によって制作費用の幅はありますが、平均30万円~50万円、しっかり作り込むと100万円以上の費用がかかると言われています。(※1)
情報の更新に時間がかかってしまう
人事担当者と制作者とのやりとりに時間がかかってしまうと、求職者のニーズを満たす情報の更新に遅れが生じます。
例えば2020年の採用シーンでは「リモートワークを推奨しているのか」を気にする求職者が増えました。
そのような情報を早く盛り込みたくても、担当者間のやりとりに時間がかかり、情報のリリースが遅れることで機会損失に繋がってしまうリスクがあります。
また、企画〜制作まで丁寧に取り組んでも、リリースしてみると期待したほどの成果が得られないこともあります。
その場合、採用担当者としては、効果検証を行った上で迅速にサイト修正を行いたいところでしょう。
しかし社内外問わず、他者に制作を依頼する場合は修正にも別途の時間と費用がかかってしまいます。
こうなると気軽にA/Bテスト(Webサイトの効果比較)ができず、効果が出ていないサイトを一定期間放置してしまうことになります。
Notionで採用サイトを制作するメリット
ノーコードツールである『Notion』は、Webデザイナーやエンジニアが有するテクニカルなスキルがなくても、サイト制作が可能です。
このメリットを活かすことで、上述した課題を解決できます。
求職者のニーズにあった情報を素早くリリースできる
サイトを運営するにあたって、新しい情報の追加や、既存の情報を修正することは多いです。
こういった作業を採用担当者自身で実施できるため、求職者のニーズに合った情報を素早くリリースすることが可能です。
情報が充実した採用サイトを制作できる
Webサイトの「見栄え」に注力するあまり、充実させるべきコンテンツの制作に時間を割くことができなかったという話も聞きます。
『Notion』で制作する場合、デザインのバリエーションには限りがあるものの、余計な作業がなくスピーディにサイト制作ができます。
その分、コンテンツ制作に時間を割くことが可能です。
デザイン代・コーディング代がかからない
例えば外注をする場合、デザイナーにはデザイン料、エンジニアにはコーディング代を支払います。
『Notion』を活用して自前でサイト制作すればこれらの料金が発生しません。
浮いた費用を他の採用施策に回せるので、採用活動全体を充実させることにも繋がります。
サイトの公開が簡単にできる
通常、Webサイトの公開にはコーディングやサーバーの準備など特別な作業が必要です。
しかし『Notion』では、それらの作業が一切必要ありません。
編集画面にある「Share」ボタンからURLを取得すれば、公開準備は完了です。
取得したURLはそのままコーポレートサイトへ埋め込んだり、SNSで発信することができます。
ただし『Notion』で取得できるURLは任意の設定ができません。
独自ドメインの利用を検討される場合は『ANotion』や『Super』というサービスを併用しましょう。
3.採用サイト制作のステップや掲載項目
通常のWebサイト制作でも『Notion』を活用したWebサイト制作でも、手順や掲載項目に大きな違いはありません。
こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、参考にしてください。
4.『Notion』で制作されたオススメ採用サイト4選
ログラス社
「テクノロジーで、経営をアップデートする。」というミッションを掲げ、経営管理クラウドを提供しているログラス社。
サイトを開くとCEOの布川(ふかわ)さんの写真や、多彩なコンテンツが目を惹きます。
メンバーブログやPhotoギャラリーなど会社内の雰囲気がとても伝わる構成コンテンツとなっています。
みんなのマーケット社
みんなのマーケット社は、リフォームやハウスクリーニングなど、「生活」に纏わるサービスを提供するオンラインマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営しています。
サイトを開いた時に出てくる商品動画のビジュアルが目を惹きます。
募集ポジションの説明も動画を活用していてわかりやすいです。
サイト内の各所に画像や動画が散りばめられているため、シンプルながらも飽きないサイトデザインになっています。
カンム社
誰でもすぐに作って買い物できるVisaプリカアプリ、「バンドルカード」や手元の資産形成に活用できるクレジットカード、「Pool」を運営するカンム社。
オススメピックアップなど読者に見て欲しい記事などへの動線や会社の文化などが一目で分かる見やすいページとなっています。
Light Blue Technology社
アルゴリズム・データ分析をコアとしたスタートアップ、Liget Blue Technology社。
ギャラリービュー機能を活用した社員インタビューやWantedlyの記事掲載を行い、会社の雰囲気が伝わりやすい内容になっています。
▽Light Blue Technology社の採用サイトはコチラ
まとめ
本記事では『Notion』で採用サイトを制作する方法やメリットについて解説しました。
HeaRでは、自社の採用サイトを『Notion』で制作・運用しております。
「採用サイト制作にコストをかけたくない」「採用担当者でもサイト運営したい」などの要望がございましたら、ぜひご相談ください!
※1:採用サイトの費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
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採用サイト制作をはじめ、採用に関するお悩みの相談も承っております。制作代行も行なっておりますので、少しでも興味をお持ちいただいた方は下記よりお気軽にご連絡ください!