憧れの「強くてかっこいい女子」にインタビュー!
田島:
Twitterのビジネス・ベンチャークラスターで「強くてかっこいい女子」といえばこの人、末廣さん! うわあ〜……本物だ……大ファンです……お話できて嬉しいです……
末廣さん:
こちらこそ!(笑)今日はよろしくおねがいします!
田島:
強くてかっこよくて笑顔が素敵女子ですね……。素敵……。あ、ああ、失礼しました。今日はいろいろ末廣さんの「青春」についてお伺いしたいと思っています!まずはぜひ末廣さんについて教えて下さい。
末廣さん:
なんだろう、難しいですね、自己紹介(笑) ……私はそうですね、小学校から高校までずっと吹奏楽部に所属していました。中学は全国大会、高校も部門で全国レベルにいくような吹奏楽部にいたので、バチバチ頑張っていたんです。特に中学ではマーチングがメインでしたので完全に体育会系でしたね(笑)
田島:
わ、吹奏楽! 小学校の時に一瞬だけやってました。末廣さんの楽器は何だったんですか?
末廣さん:
フルートです! 高校の時はピッコロもやってました。
田島:
末廣さんの強くてかっこいい姿は厳しい部活の中で養われたんですね。
末廣さん:
そうですね、女社会だったので気も強くなったと思います(笑)後は、家族や兄弟との関係の中で、精神的に自立した大人を目指してきた、というのも大きいです。
田島:
もうまさに、って感じ、憧れです! 今末廣さんはどんなお仕事をされてるんですか?
良い人を採用するなら、自分たちが優秀でなくてはならない
末廣さん:
株式会社Peersから出向し、子会社のOneColorsで人事トレーナーを行っています。OneColorsは「HRの総合商社」というのを目指している設立2年目の会社で、まだまだこれから構築していくところが多い環境です。
田島:
HRの総合商社……というと?
末廣さん:
人事の仕事っていろいろあるじゃないですか。採用・育成・定着・評価……。攻めから守りまで幅広く、そして奥の深い業界なのですが、企業規模や事業フェーズによって変わるHRのお困りごとを解決することを目指しています。
田島:
そうですね、人事というと採用をイメージされることが多いですが、社員さんの人生は入社してからも続くわけで。HRの仕事って範囲が広いんですよね。末廣さんは何をされてるんですか?
末廣さん:
やはり私はPeersで二年強採用をやっていたので、自身の強みが採用にあると思っているんです。だから、トレンドに沿った採用のスキームづくりや設計、SNSを通じた採用の支援などをやっています。
田島:
流石です。SNSを通じた採用、興味のある会社さんは増えていますよね。ただ、なかなかトレンドを掴むのが難しかったり、担当者がSNS慣れしていないことで続かなかったり、課題はたくさんある印象です。
末廣さん:
知名度はないけれどいい会社、って本当にたくさんあるんですよね。採用をマルチメディア化する上で、どのように幅を広げていくのかということに取り組んでいます。
田島:
末廣さんがはいってくれたら強すぎますね……
末廣さん:
ありがとうございます(笑) あとは、育成にも取り組んでいます。ある方に昔、「採用力を上げるには自分たちが優秀じゃないとだめだよね」と言われてから、それを凄く胸に刻んでいて。
田島:
凄くわかります。外付け、後付け、付け焼き刃の魅力では採用では勝てないんです。
末廣さん:
そうなんですよね。優秀な人材がほしければ自分たちが優秀であるための自己努力が必要なんです。どれだけお金をかけでもブランディングをしても、面接で会うフロントの社員さんが魅力的じゃなかったらこの会社に入りたいと思ってもらえないんです。
田島:
おっしゃるとおりです。
末廣さん:
そういう観点を踏まえて、人事(採用)担当者の育成を行っています。だから「人事トレーナー」なんです。
田島:
私も末廣さんにトレーニングしてもらいたいんですが!
末廣さん:
(笑) ぜひOneColorsをよろしくおねがいします!
人が集まることで、新たな可能性を生み出す社会を作る
田島:
末廣さんが、青春を感じる瞬間ってどんなときですか?
末廣さん:
常に感じてます。会社って、人と人の集まりじゃないですか。自分ひとりでは会社の目標は絶対に達成できないんです。でも、一つのビジョンに向かって人が集まり、それぞれの役割を果たしながら進んでいけば達成できる。それが青春ですね。
田島:
そうですよね。みんなで目標を達成していく、ということにこそ会社として集まる意味があると思います。
末廣さん:
吹奏楽に似てるんです。誰か1人が合わない音を出したら崩れる一瞬の芸術。それと同じで、一つの目標、一つのビジョンに向かってみんながそれぞれ頑張るのが青春です。
田島:
ありがとうございます。最後に、数ある社会課題に対して末廣さんが思うこと、どのように解決していきたいか、について教えて下さい。
末廣さん:
私が支援していきたいと思っているのは、経営者の方なんです。人事トレーナーとして人事の方を支えるにとどまらず、経営者の方が思い描くビジョン実現の力になりたいと思っています。経営者の方々って、「こんな社会を作りたい」という強い意思を持っているじゃないですか。それって凄く社会的価値の高いことだと思うんです。
田島:
そうですね、その経営者さんの叶えたい世界を作るため、同じ目標を持つ人達が集まって作られるのが会社、だからこそ人事という立場はそれを支える縁の下の力持ちだと私も考えています。
末廣さん:
グローバルな視点でいうと、日本のビジネスアイデンティティが弱くなっているのはないかなと感じているんです。外大卒ということもあり海外への留学や就職も考えていた私だからこそ、大きな課題に感じているんです。
田島:
そうですね。日本企業がすごい!と全世界から言われていたのは今は昔、って感じがします。
末廣さん:
日本のビジネスアイデンティティを考えた時に、これからはものづくりではなく「ひとづくり」なんじゃないかなと思っています。「おもてなし」という人づくりの賜物ともいっていいサービス業の発展と、和を重んじ「チームで勝つ」ということが得意だと感じているので。
田島:
私も留学経験があってアメリカにいたのですが、やはり日本の飲食店やホテル、サービスの質というのはかなり平均が高いな、と感じます。
末廣さん:
サービス業の強さはすなわち人材教育の強さですからね。日本の価値は、残念ながら下がっていっています。高齢化も進んで、グローバルビジネスの世界で日本が生き残れるようにしていかないといけないんです。このまま行くとヤバい、という危機意識が凄くあって。
田島:
そうですね。日本人の優秀な人材も、GAFAを始めとする外資の企業を志望する人が多くなっています。
末廣さん:
そして、和を重んじるところも日本の良さです。海外では個人主義的な考えが強く、個人の力はやはり強いんですよね。日本は、「個人の力」という視点だと海外に劣るかもしれません。でも、その個人が集まったとき和を重んじることが出来る感性と文化によって、ものすごいエンパワーメントが起きる可能性を持っています。それが出来るとしたら日本なんじゃないかな、と。
田島:
「ものづくり」から「ひとづくり」へ。凄く印象深いお話でした。末廣さん、本日はありがとうございました!
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https://twitter.com/jurinasuehiro
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