Findy(ファインディ)とは
Findyはエンジニア職の数・質ともにトップクラスのダイレクトリクルーティングサービスです。
- 採用ターゲットに能動的にアプローチしたい企業
- エンジニア職を採用したい企業
- 知名度や認知度に課題があり、掲載型の就職サイトでは応募が集まりにくい企業
などにおすすめの採用チャネルになります。
Findy(ファインディ)の特徴・傾向
— 幅広いエンジニアが登録

Findyには以下のようなエンジニアが登録しています。
■エンジニア職種
- 29.8%:バックエンド
- 19.5%:フロントエンド
- 8.2%:フルスタックエンジニア
■開発言語
- 18.9%:JavaScript
- 14.3%:Ruby
- 11.0%:Python
- 年収帯は300-500万円がボリュームゾーン
エンジニアを採用している企業にとってFindyは最適な選択肢の1つと言えます。
— GitHubの開発履歴をもとにエンジニアのスキルレベルを定量化
Findyではユーザーが登録する際、ソースコード管理サービス**GitHubのアカウントを連携する必要があります。**Findyの独自AIがアルゴリズムを用いてGitHub上の情報(コード稼働率、コントリビューション履歴、他ユーザーからの支持や影響力など)からスコアリングを行い、スキル偏差値を測定します。可視化しづらい技術力を定量的に表すことで、効率的な採用活動が可能となります。
— AI分析で求職者とマッチング
FindyにはAIによるレコメンド機能があります。おすすめの求職者を自動的に紹介してくれるため、採用活動を効率的に進めることが可能。「Pythonの経験3年以上」といった技術に関する絞り込みはちろん「情報発信が多いエンジニア」といった要望も検索に組み込むことができます。ハイスキルかつ企業特性にあったエンジニアに効率的にアプローチしましょう。
Findy(ファインディ)導入企業の特徴
プライム市場やグロース市場の上場企業から、中小企業やスタートアップに至るまで幅広い企業に利用されています。特にメガベンチャーやスタートアップの利用が目立ちます。エンジニア職を採用している企業にとって、Findyの豊富なユーザーデータと使いやすさは選択の決め手になることが多いです。
利用している業種も多岐にわたり、IT企業、コンサルティングファーム、SES/SIer、製造業、サービス業など、多様な業界の企業がFindyを活用しています。またFindyの事例サイトでは、実際にサービスを利用している企業を検索することが可能です。これは、競合他社がFindyをどのように使っているかを調べるのに非常に便利な機能です。
Findy(ファインディ)の料金
— Findy(ファインディ)の料金体系
Findyの料金体系は初期費用(基本料金)+成功報酬費用です。プランや契約期間によって料金・条件が変動するので、予算に合ったプランを選びましょう。

— コストシミュレーション(5名採用する場合)
例えばベーシックプラン(12ヶ月)を契約。スカウト運用をRPO業者に依頼し、合計5名採用できた場合の利用料金は以下のようになります。

— 採用予算(Findyの予算)の策定方法
採用予算を大まかに分類すると4つに分類することができます。
- エージェント費
- スカウト費(Findyの該当箇所)
- 掲載媒体費
- その他
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年間採用目標を採用チャネルごとに振り分けながら、Findyに割くべき予算を数値化していきましょう。
Findy(ファインディ)の運用方法
Findyの運用ステップは8工程です。
- ログイン
- 求人作成
- ターゲットリストの作成
- スカウトテンプレートの作成
- いいね・送付
- 再送
- 分析・改善
- オファー承認
— 求人作成
求人票やスカウト文のタイトル構成は「ベース」+「フック」を意識しましょう。
- ベース:どんな業務内容をお願いするのか
- フック:自社の魅力を打ち出しながらタイトルにヒキをつくる
フックのつくり方は「自分ごと化」や「数字の魔力」など様々あります。
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「フックの考え方その2」をはじめ、スカウト運用の教科書はこちら(ホワイトペーパーのCTAを挿入)
ベース+フックで構成された以下求人を参考に、自社ならではのタイトルを作ってみましょう。
- Go言語で◯◯を構築。HRtechのサーバーサイドエンジニアを募集!
- DAU2,000万人のコスメアプリ◯◯でプロダクトマネージャーに挑戦したい方募集!
- 経営陣4名が外資企業出身の◯◯でフルスタックエンジニアとして成⻑しませんか?
- 完全フルリモートOK!Edtech SaaS◯◯のiOSエンジニア職募集中です!
- あの★★(一流企業)にも導入された◯◯のCTOの話を聞いてみませんか?
— ターゲットリストの作成
ターゲットリストを作成することで、スカウト送信を一気に行うことが可能になります。しかし一斉送信をすることを見据えて、検索条件を緩めないよう気をつけましょう。
運用初期は「THE・採用ターゲット」のみに送付できるよう、検索条件を絞り込みます。そして送付対象者が少なくなり始めたタイミングで、検索条件を緩めていきましょう。
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OfferBoxで必ず見るべき項目は希望業界、希望職種、勤務地です。さらにOfferBoxでは
- 適性検査の結果
- 私の将来像(400字)
- 自分を象徴する画像
などターゲット軸が豊富にあるため、様々な軸でターゲットリストを作成していきましょう。
— スカウトテンプレートの作成
HeaRの支援実績で返信率の高いスカウトメールの型を3つご紹介します。
- まずは会いませんか?型
- イシューで惹きつける型
- あなたに興味あります型
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タイトルは「ベース」+「フック」を意識しながら作成し、本文は上記構成を参考に作成しましょう。大学や学部を限定したスカウトメールや独自の選考ルートを用意するスカウトメールも反応率が高まります。またスカウトを一定期間運用した後に返信率・応募率の高い型を特定できるよう、送付後の分析体制も構築します。
— 送付
ターゲットリストに追加した候補者に対してスカウトを送付していきます。スカウトテンプレートを軸に、1人ひとりへ多少のカスタマイズを行う場合は以下の点を意識しましょう。
- 「誰から」「どんな人に」「なぜ送ったのか」を文中で明確にする
- 褒める以上に、自社とのフィットを伝える
- 候補者に伝わる魅力を打ち出す
- スカウトメールのゴールを設定する(カジュアル面談・説明会等)
- Iメッセージにする(自分が感じた事実のため、否定されにくい)
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— 再送
スカウトメールは一度のみならず複数回送ると返信率が高まります。候補者も多くの企業からスカウトを受け取っています。目に留めてもらうためには、何度も送付して接触機会を最大化する必要があるのです。
同じタイトル・本文を複数回送るだけでは候補者から返信は来ません。1通目から3通目にかけて文章量を減らしていったり、複数回送付していることをアピールする内容に変えていきましょう。
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— 分析・改善
スカウトは送付して終わりではございません。どのようなタイトルが良いか、どの職種のパフォーマンスが良いかなどを分析・改善する必要があります。
スカウト運用の成果向上に寄与する分析項目は以下です。
- 媒体×歩留まり
- 職種×歩留まり
- ターゲットリスト×歩留まり
- タイトル・本文×歩留まり
- 曜日×歩留まり
- 時間帯×歩留まり
- 時期×歩留まり
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希望する分析がFindy上でできない場合は、スプレッドシートなどを活用しながらデータを蓄積・分析していきましょう。
Findy(ファインディ)で返信率の高い候補者を見分けるコツ
候補者を検索する際、返信率を上げるために見るべき一般的な項目は以下になります。
- 最終ログイン日
- 登録日
- レジュメ更新日
- 受信スカウト数
- スカウト返信率
- 希望職種
- 希望業界
- 転職意欲
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Findyでは特に
- 最終ログイン日が直近
- 登録日が直近
- 自社に対して「いいかも」ボタンを押している
ユーザーにスカウトを送付すると返信率が高まることでしょう。
Findy(ファインディ)運用の注意点
Findyを運用するにあたっての注意点を紹介します。
— 各タッチポイントの「スピード」を意識する
Findyを活用する際、特に注意すべき点は求職者とのコミュニケーションにおける「スピード」です。Findyに登録しているユーザーは転職活動に意欲的であり、他の企業から魅力的なスカウトを受けると、すぐにその機会(選考)に移行してしまう可能性があります。
そのためデータベースで興味を持った求職者を見つけたら、できるだけ迅速にコンタクトを取ることが重要です。また返信をもらったら面接、そして内定に至るまでのプロセス全体において「迅速さ」を意識して対応しましょう。スピード感のある選考体験は採用競争力のある企業として候補者に認識され、採用成功の可能性が高まります。
— 各タッチポイントの「一貫性」を意識する
スピードに加えて採用活動に「一貫性」も持たせると、採用競争力向上をより期待することができます。以下のような一貫性がない状態では、候補者も不安を覚えることでしょう。
- スカウトメールの訴求内容が1回目と2回目で大きく異なる
- スカウトメールで訴求していた内容が初回面談時に全く触れられない
- 1次選考官と2次選考官で言っていることが違う
候補者との各タッチポイントで一貫性を提供できる仕組みを構築しておきましょう。
— 採用コストの肥大化に注意
Findyの運用時は、採用人数ごとに成功報酬が発生する点に注意が必要です。特に多人数の採用を計画している企業にとっては重要な考慮事項となります。
成功報酬制は採用の質を保証する一方で採用数が増えるにつれてコストも増加するため、予算計画において慎重に検討する必要があります。多くの人材を採用する予定がある場合、それぞれの採用にかかるコストを事前に把握し、全体の予算内で最適な採用戦略を立てることが求められます。
Findy(ファインディ)に関するよくある質問
Findy運用に関するよくある質問を紹介します。
Q. 「いいかも」および返信率が高い時間帯はありますか?
A. Findyにおいて返信率が高い時間帯は、主に社会人が自由に時間を使える朝早い時間帯や夜間です。特に平日の朝7時から9時の間や、夜の18時から22時の間が最も効果的な時間帯とされています。この時間帯の返信数が少ない場合は、曜日や時間帯のA/Bテストを行いながら自社ターゲットに最適な時間帯を特定しましょう。
また「いいね」の上限は週次35件です。「いいね」を使い切るために金曜日に送る採用担当者が多いため、金曜日の送付は可能な限り避けましょう。
Q. 返信率の平均を教えてください
A. Findyが公表しているデータによると、スカウトからの返信率は「60%以上」です。「いいね」「いいかも」を送り合っているため、返信率が高い傾向にあります。しかし送付時期や募集職種により返信率は変動するため、媒体担当者やRPO業者にも確認することをおすすめいたします。
Q. スカウト文のカスタマイズはした方がいいですか?
A. HeaRではカスタマイズを推奨しております。テンプレートを活用すると時間の節約にはなりますが、パーソナライズされたメッセージに比べて成果は低くなる傾向にあります。早期定額型プランの場合は初期費用もかかるため、費用対効果最大化に向けて候補者一人ひとりに個別アプローチをしていきましょう。
Findy(ファインディ)の運用事例3選
HeaRではFindyの運用代行(RPO)実績が豊富です。以下にいくつかの例を記載いたします。
Fintech企業の採用支援
複数のエンジニア職の採用支援事例(プレミアムプランを利用)
- あらゆるエンジニアにインタビューを行い、自社で働く魅力を多角的に言語化
- 自社の魅力をスカウトメールに記載(箇条書き形式で3個×3パターン)
- Fintech業界に興味のある求職者をターゲットにスカウトリスト制作
HeaRが採用戦略の策定から実行までを一気通貫で支援。6ヶ月間の運用を経て、エンジニア職4名の採用成功。
バーティカルSaaS企業の採用支援
複数のエンジニア職の採用支援事例(ベーシックプランを利用)
- スカウト返信率を高めるためにCTO記事を制作・添付
- 日程調整・候補者対応をすべて代行
- A/Bテストの結果「当業界が関わる社会課題を訴求する型」の返信率が突出
HeaRがコンテンツ制作から運用、日程調整まで幅広く支援。採用担当者様はコア業務(候補者の惹きつけ)に注力することで歩留まり改善も実現。6ヶ月間の運用を経て、3名のエンジニア職を採用することができました。
北海道企業(地方企業)の採用支援
バックエンド職の採用支援事例(ベーシックプランを利用)
- スカウト返信率を高めるために採用ピッチ資料を制作
- 採用ピッチ資料を添付したスカウトメール運用
- A/Bテストの結果「地元で働く訴求」の返信率が突出
コンテンツ制作から運用まで幅広く支援。北海道在住の方1名と北海道出身の方1名(Uターン)を採用することに成功。
Findy運用にお困りの際は、貴社の状況を踏まえご相談ください。上記以外の事例も豊富にございますので、貴社に近しい事例を交えてサービス説明いたします。
採用目標達成のためにFindy(ファインディ)を駆使しましょう
スカウト運用に取り組むことで母集団形成を加速し、採用目標達成を実現しましょう。Findy運用にお困りの際はHeaRにご相談ください。
- スカウト運用に関する豊富な実績やノウハウ
- 採用BI「HITOME(ひとめ)」を活用した定量的・定性的なスカウト分析
- 20,000名超の独自データベースを活用した「HeaR Survey」で競合分析
などの特徴がございます。