エンジニア採用コンサルティングのメリット
1.客観的な立場の人が参加することで、社内の協力を得やすくなる
エンジニア採用においては、現場のエンジニアの採用が欠かせません。しかし、多忙であることが多いエンジニアの場合、社内からの働きかけだけでは協力を得にくいことも。しかし、客観的な視点を持った外部の人に「エンジニアの協力が必要だ」と言われると社内の人の言葉よりも説得力が強いです。
また、権威のある人の言葉はそうでない人の言葉よりも聞き入れられやすい「権威バイアス」という効果があります。「その道のプロ」であるコンサルタントが助言することで、さらに協力を得やすくなるかもしれません。
2.採用市場の最新のトレンドをキャッチし、自社に反映できる
採用コンサルティング会社は、採用市場のトレンドにも極めて敏感です。
特にエンジニアの場合は、エンジニア自身が次々と技術がアップデートされる世界にいるため、採用のトレンドも他の職種に比べて変わりやすいです。そのため、エンジニア採用をする上では通常の採用活動以上に、トレンドを押さえられることが大きなメリットとなります。
3.採用戦略全体を専門家の視点から改善できる
人事領域は幅広いため、人事経験者でも採用の経験は浅いといった場合もあります。このような社内の知見が不足している際には、採用コンサルティングを依頼することで自社の採用活動をより良いものへと改善していくことができます。
4.自社の採用担当者の負担を減らすことができる
スカウトや応募者対応で採用担当者が疲弊しており、採用戦略を考えるリソースが足りていない場合にも、採用コンサルティングの利用は有効です。採用コンサルティングによって採用戦略の設計とともに業務や施策の優先順位づけができ、自社の採用に本当に効果的な施策に採用担当者のリソースを集中させることができるようになります。
エンジニア採用コンサルティングのデメリット
自社の採用ノウハウが蓄積されにくい
特にまったくノウハウがない段階で採用コンサルティングに任せきりになってしまうと、いつまで経ってもノウハウが蓄積されずに自社では何もできないといった状態になってしまう危険性もあります。採用コンサルティングを依頼する際は、自社のノウハウも蓄積できる仕組みを作っておくなどの準備をしておく方がよいでしょう。
自社を知ってもらうまでに時間がかかる
自社に合った採用戦略や採用施策を設計してもらうためには、自社のことを採用担当者と同じレベルの粒度で理解してもらう必要があります。もちろん、このような深い理解は一朝一夕でできるものではありません。
採用コンサルティングを依頼するといっても、依頼した瞬間から業務負担が減るわけではなく逆に一時的に増える場合もあるので、その場合の工数を加味した上で慎重に判断しましょう。
担当コンサルタントと密に連携が取れないとうまくいかない
常に自社にいるわけではないコンサルタントは、採用活動における日々の小さな変化を知ることはできません。こうした変化や状況を共有するため、採用担当者と採用コンサルタントの密な連携が必要になります。
もし連携が上手くいかずにコンサルタントが必要な情報を持っていない場合、コンサルティングの効果が発揮されない可能性があるため、連携を取りやすい体制を作れる状態での導入がおすすめです。
エンジニア採用コンサルティングを上手く活用できるコツ
エンジニア採用に知見があるコンサルタントをアサインしてもらう
エンジニア採用をするからといってプログラミングができないといけないわけではありませんが、どの言語でどういったことができるのかなどITに関する一定の知見は必要になります。また、エンジニアはエンジニア専用の媒体で転職活動をすることも多く、特殊な知識が必要です。
そのためエンジニア採用の知見がないコンサルタントがアサインされると、せっかく依頼したのに効果が出ない事態に陥る可能性もあります。採用コンサルティングを依頼する際はエンジニア採用の知見を持つコンサルタントがいるか、知見のあるコンサルタントを確実にアサインしてもらえるかを確認しておきましょう。
弊社では下記のような資料をご提供しております。エンジニア採用について知見を増やしたい方は下記URLよりぜひダウンロードください!
「エンジニア採用に強いコンサル会社が"人事に絶対やってほしいこと"を 50ページで解説してみた」
任せられる業務を事前に細かく確認しておく
採用担当者のエンジニア採用に関する知見が少ない場合、上流設計だけでなく、初期の段階ではスカウト送付まで採用コンサルティング企業に依頼した方が採用活動がうまくいくことがあります。
しかし、ひとまとめに採用コンサルティング企業といっても、個々の企業によって任せられる業務の幅は違います。事前に任せられる業務を詳細に聞いておくことで、「この業務をしてもらいたいけど対応していなかった…」ということが起きないようにしましょう。
できるだけ社内にデータを残す
採用コンサルティングの契約が終わった途端に採用活動が上手くいかなくなった、なんてことが起きないためにも、できるだけ社内にデータを残せる仕組みを契約時点で作っておきましょう。
また、コンサルタントが行った施策に対しても、成功や失敗の要因や、なぜこの施策をすることになったのかなどの考え方や根拠の部分をしっかり聞くようにしておくのがおすすめです。こうしたことが、採用コンサルティングを活用しながらもノウハウを蓄積できたり、契約終了後に自分たちだけでもPDCAを回せるような体制を作ったりすることに繋がります。
導入タイミングを見極める
採用コンサルティングを依頼するなら、採用活動の最中よりもできれば採用活動前がおすすめです。腰を据えてこれまでの採用活動の問題点や改善点を洗い出し、新しい気持ちで採用活動をスタートさせることができるでしょう。
エンジニア採用コンサルティングならHeaR
HeaRには、エンジニア採用に知見があるコンサルタントが数多く揃っております。100社以上の採用支援で得た知見をもとに、上流設計からスカウト送付まで一気通貫で、貴社の採用活動を支援させていただくことができます。
また、パッケージ商品を持っていたり採用媒体などとの代理店契約を行ったりしていないため、しがらみなく本当に貴社に合った採用施策のご提案が可能です。この他にも、自社で自走していただけるよう内製化支援も行っておりますので、採用コンサルティングを受けるのと同時に社内のナレッジ蓄積も行って頂けるサービスです。エンジニア採用コンサルティングを検討されている採用担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。