大きな目標が、いつも自分を支えてきた
田島:
2021年10月にANDB株式会社を設立……つい最近ですね! おめでとうございます。
白井さん:
ありがとうございます!実はANDBは私の勤めていたプラットフォームホールディングスの中の管理本部を独立させた会社なんです。
田島:
おお、そうだったんですね。ではANDB社さんはプラットフォームホールディングスさんの子会社、ということでしょうか。
白井さん:
そうなんです。今はANDB社として、グループ会社のバックオフィス支援を主にやっています。これからはグループ外の企業様に向けてもバックオフィス支援を広げていく予定です。
田島:
すごい! 応援しています。白井さんのTwitter拝見したんですが、トップの画像がお子さんとのツーショットですよね。仕事と家庭を両立されてるんですね。
白井さん:
そうですね、仕事と子供が生きがいなんです。多分私、超絶親ばかです(笑)。20代の頃から、【子供が生まれてからもやりがいがある仕事をしたい】という思いが強くて、その思いをきっかけにプラットフォームホールディングスに入社しました。入社直後から仕事が本当に楽しくて、大好きで、子供が生まれた後もなるべく早く復帰しようと思っていました。代表も一緒に預けられる先を探してくれたりして、長男は6ヶ月の時に仕事に復帰もしました。
田島:
そうだったんですね。私はまだ子供が居ないので想像しかできませんが、お子さんが生まれた直後は色々と大変なのでは……。
白井さん:
保育園にはまだ入れないタイミングだったので、保育ママという支援施設を使わせてもらって、そういうサービスが有ったから仕事が続けられているんです。そのこともあって、今は「働く男女が、働くことを諦めずに思う存分働いて自分自身の人生を豊かにすること」を、間接的にでも支援したいな、と思ってます。
田島:
すごくありきたりな質問で恐縮なのですが、仕事と育児の両立って大変じゃないんでしょうか?
白井さん:
社員にもよく話をするんですが、自分がどれくらい仕事にコミットするか決めるのは自分です。高みを目指したいならやるしかないし、もちろん誰しもが高みを目指す必要はないんですよね。私自身は、目標が欲しいタイプなんです。高い目標があるとがんばれます。
田島:
白井さんは何歳くらいで出産されたんですか?
白井さん:
30歳の時です。26歳でプラットフォームホールディングスに入社して、当時思ったのは「30歳で子供を生むとしたら、今から5年間で力をつけて出産後も求められる人材になりたい」ということでした。代表からもアドバイスを貰いながら働き方や仕事内容を変えてがむしゃらに努力していました。
田島:
今私が25歳なので、その気持ちすごくわかります。出産を挟んだら自分のキャリアはどうなるんだろう?と、ちょうど思う頃合いですよね。
白井さん:
それから10年経ってふと振り返ったら、自分は結構思い描いた人生を送っているな、と思えたんです。最愛の子どもたち2人を育てながら、仕事もめちゃくちゃやりがいがある。嬉しいことであると同時に、次の目標が欲しくなりました。なにもない中で日々を過ごすのが得意ではなくて、5年10年先の目標があるとそこに向かっていけるタイプなんです。
田島:
そうだったんですね。目標が高いと頑張れる気持ち、私も少しわかります。
白井さん:
いろいろと悩んでいる最中、ホールディングスの代表に「管理本部を法人化しないか」というお話をいただきました。責任者をしていたので、そのまま私が代表になる……最初はピンと来ませんでした。でも、よく考えると会社を経営する立場になることって大きな目標だな、って思えたんです。自分ひとりじゃなくて、社員やお客様がいる。人生をかけてこの仕事をしていくんだな、と思って、また新たに次の目標に出会ったんです。
事業家を輩出し支えることで、社会と経済の発展を目指す
田島:
プラットフォームホールディングスさんは、ヘアサロンやレストラン、マーケティング支援など様々なことを行われている会社さんですよね。
田島さん:
正直にお伝えすると、プラットフォームホールディングスさんの事業領域が多種多様すぎて掴みきれていなくて……
白井さん:
そうですよね、本当に様々な領域の事業を行っています。ホールディングス代表は、「優秀な事業家」を多く輩出することに力を入れているんです。日本はアメリカに比べるとまだまだベンチャー企業も少なく、起業する人も少ないですよね。
田島:
そうですよね。学生起業家や若手の起業家も増えてきては居ますが、日本のスタートアップ文化は発展途上です。
白井さん:
優秀な人達が新たな事業を生み出さないのはもったいないな、と考えていたそうです。大手企業は良くも悪くも仕事の規模が非常に大きいです。だからこそ、そのトップに立てるのは入社から数十年後。若いうちは大きな事業に一員として携わるのが精一杯だと思います。一方で当社であれば事業規模はそこまで大きくありません。入社2~3年目の若手に2~3億円規模の事業のトップを任せることができます。20代のうちから組織のトップとして沢山の判断、沢山の失敗をくり返すことが経営者として力をつけることに繋がるのではないか? という考えのもと、様々な事業を生み出しています。
田島:
なるほど。事業責任者になるとか、新規事業の立ち上げとか、そういう機会に恵まれることって少ないですもんね。
白井さん:
そういう若い頃からの経験が、いずれ経営者としてのプロを育成していくことに繋がるというのが代表の考えなんです。事業拡大できるような会社を増やしていければ、日本が活性化していきます。
田島:
大きな社会課題解決になり得ますね。ANDB社さんも、そういった「プロの経営者」を支える仕事をされているんだと理解しました。
白井さん:
そうですね。バックオフィスは会社にとってなくてはならないものですが、経営者にとっては本業ではないんです。私達の役目は、経営者が本業に集中できるようにすること。バックオフィス業務をすべて巻き取って、事業を加速させる環境を作ることなんです。
田島:
そうして優秀な事業家が生まれてきたら、そこから世界を変えるプロダクトやサービスが生まれるかもしれませんね!
家族の幸せと、「私の青春」
田島:
最後に、白井さんにとっての「青春」を教えて下さい。
白井さん:
青春ってなんだろう、ってインタビューを受ける前にすごく考えたんです。私にとっての青春は、部活とか、受験勉強とか、とにかく目標に向かって没頭すること。それに加えて、家族や大切な人がそれを応援していることだと思っています。
田島:
自分だけでなく、家族も「青春」のために大切なんですね。
白井さん:
それを人生かけて求めているんだな、と思っています。仕事も大事ですが、子供も夫も親も姉もとても大切な存在。仕事に夢中になって没頭している私を見て、寂しがらせたり悲しませるのは本意ではないんです。かっこいいな、自分も一緒に頑張ろう、って家族が思ってくれるような働き方をしたいです。
田島:
あの……人生の先輩として相談させていただいてもいいでしょうか……
白井さん:
はい!(笑)
田島:
私も結構仕事大好きなんですよ。で、たまに旦那さんがすごく寂しそうにしていまして……どうしたらいいですかね……? やっぱり、人生あっての仕事。人生をともにすると決めてくれたパートナーが寂しそうなのは、私も「青春」じゃないな、とおもってて。
白井さん:
私、実は新卒の時は家族の猛反対の中で働いていたんです。仕事ではありがたいことに成果が出ていましたが、それを家族がまったく喜んでいない状態は辛かったですね。そんな経験が今の価値観を形成しています。旦那さんや子供には、「何よりいちばん大切なのは貴方だよ」って伝えるようにしています。
田島:
なるほど。伝えるの、大事ですよね。
白井さん:
やりすぎなくらい、ハグしたり、スキンシップしたりしています。好きでやっていますが、子どもはだんだんと成長していくので意識的にもしています。旦那さんに対しても、なるべくそのノリを大切にしていますね。
田島:
旦那さんに「忙しそうだね」って寂しそうに言われたらなんて返しますか?
白井さん:
「寂しいの? もう、私のこと大好きなんだから!」……ですね。
田島:
今日から使います。
白井さん:
(笑) でも大切ですよね、家族から応援してもらえること。
田島:
本当にそうですね。みんなが幸せであってこその青春。白井さん、本日はありがとうございました!
▼白井さんからのPR
プラットフォームホールディングスでは、新規事業とM&Aの両輪で事業拡大を進めています。
事業立ち上げ、拡大に対するモチベーションが非常に高い組織なので「自らの手で事業を立ち上げ拡大していきたい」そんな方にとっては最高の環境だと本気で思っています。
一方で、次々と新たな事業が生まれる分、常に組織は未完成の状態です。
いい会社に入るのではなく、ともにいい会社を作っていきたい。会社は実践の場だ、とにかく経験を積みたいという方、ぜひ一度お話させて頂きたいです!