AMBI(アンビ)とは
AMBIは若手人材の数・質ともにトップクラス且つユーザーフレンドリーな機能を取り入れたダイレクトリクルーティングサービスです。優秀な若手人材が多いのでベンチャー企業・大手企業含めて愛用されているサービスです。
- 採用ターゲットに能動的にアプローチしたい企業
- 若手人材を積極的に採用したい企業
- 知名度や認知度に課題があり、掲載型の就職サイトでは応募が集まりにくい企業
などにおすすめの採用チャネルになります。
AMBI(アンビ)の特徴・傾向
— 若手優秀層の登録が多い
AMBIには以下のような媒体特徴があります。
- 登録者数の92%が20代・30代
- 大卒以上が84%
- MARCH以上が45%超
- 年収400万円以上のユーザーしか登録できない
そのため若手優秀層向けダイレクトリクルーティングサービスの代表格として認知・利用されています。運営会社であるエンジャパン社はAMBIとは別に「ミドルの転職」という30〜40代向けのスカウトサービスを運営しているため、AMBIには40代以上はほとんどいません。
— ビジネス職(営業・コンサル・マーケターなど)の登録が多い
AMBIではビジネス職経験者(営業・コンサル・マーケター など)が全ユーザーの6割を超えています。同職種を採用中の企業は一度検討してみてはいかがでしょうか。
経験業界は
- 22%:メーカー
- 16%:IT・ゲーム
- 14%:流通・小売・サービス
- 12%:金融
と続いています。デジタルトランスフォーメーション(DX)などを背景に、成長産業に移る人材が増えています。
— ユーザーが応募しやすい機能「マイバリュー診断」
AMBIではユーザーが利用しやすい機能を開発・提供しています。その1つが企業へ応募する前に合格可能性を判定してくれる「マイバリュー診断」です。ユーザーが求人に対して「興味あり」ボタンを押すと、登録情報をもとに採用担当やヘッドハンターが「大」「中」「小」の3段階で合格判定可能性を診断できます。自らの市場価値を客観的に判断しにくい若手ユーザーにとって、応募を促すことができる機能と言えるでしょう。
— 転職潜在層の集客施策に積極的
AMBIはweb広告に積極的です。「ジブン分析」という適性検査を応用したテストを通して、職業を選ぶ際に重視すること・人物タイプ・向いている仕事などを15分ほどで可視化ができる企画を提供しています。若手社会人の多くが気になる広告を配信しているため、他スカウト媒体と比べると転職潜在層の登録が多めです。
転職顕在層に対する採用競争が激化しているため、潜在層へのアプローチも怠らないようにしましょう。またAMBIではログインボーナスでポイントが貯まったり、アクティビティレベルが可視化される仕組みも構築しています。転職潜在層を顕在化するための機能も実装済みです。
AMBI(アンビ)導入企業の特徴
プライム市場やグロース市場の上場企業から、中小企業やスタートアップに至るまで幅広い企業に利用されています。特にビジネス職の若手人材を採用したい企業にとって、AMBIの豊富なユーザーデータと使いやすさは選択の決め手になることが多いです。
利用している業種も多岐にわたり、IT企業、コンサルティングファーム、SES/SIer、製造業、サービス業など、多様な業界の企業がAMBIを活用しています。またAMBIのサービスサイトでは、実際にサービスを利用している企業を検索することが可能です。これは、競合他社がAMBIをどのように使っているかを調べるのに非常に便利な機能です。
AMBI(アンビ)の料金
— AMBI(アンビ)の料金体系
AMBIは3つのプラン(ライト/レギュラー/プレミアム)があります。利用期間は全プラン12ヶ月で、基本料金によってスカウト通数や求人掲載枠が異なります。成果報酬は1名採用につき理論年収の20%です。
— コストシミュレーション(5名採用する場合)
例えばライトプランでスカウトメールを月間500通利用。スカウト運用をRPO業者に依頼し、合計5名採用できた場合の利用料金は以下のようになります。
— 採用予算(AMBIの予算)の策定方法
採用予算を大まかに分類すると4つに分類することができます。
- エージェント費
- スカウト費(AMBIの該当箇所)
- 掲載媒体費
- その他
年間採用目標を採用チャネルごとに振り分けながら、AMBIに割くべき予算を数値化していきましょう。
AMBI(アンビ)の運用方法
AMBIの運用ステップは8工程です。
- ログイン
- 求人作成
- ターゲットリストの作成
- スカウトテンプレートの作成
- 送付
- 再送
- 分析・改善
- オファー承認
— 求人作成
求人票やスカウト文のタイトル構成は「ベース」+「フック」を意識しましょう。
- ベース:どんな業務内容をお願いするのか
- フック:自社の魅力を打ち出しながらタイトルにヒキをつくる
フックのつくり方は「自分ごと化」や「数字の魔力」など様々あります。
「フックの考え方その2」をはじめ、スカウト運用の教科書はこちら(ホワイトペーパーのCTAを挿入)
ベース+フックで構成された以下求人を参考に、自社ならではのタイトルを作ってみましょう。「総合職募集」と抽象的な職種で訴求するよりも、職種名を具体的に記載する方が惹きつけやすくなります。
- DAU2,000万人のコスメアプリ◯◯でプロダクトマネージャーに挑戦したい新卒募集!
- Go言語で◯◯を構築。HRtechのサーバーサイドエンジニアを募集!
- 経営陣4名が外資コンサルティングファームの◯◯でBizdevとして成⻑しませんか?
- 完全フルリモートOK!Edtech SaaS◯◯のカスタマーサクセス職募集中です!
- あの★★(一流企業)にも導入された◯◯の組織コンサルタントの話を聞いてみませんか?
💡 【AMBIの求人掲載条件】
- 未経験求人:年収400万円以上
- 経験者求人:年収500万円以上</aside>
— ターゲットリストの作成
ターゲットリストを作成することで、スカウト送信を一気に行うことが可能になります。しかし一斉送信をすることを見据えて、検索条件を緩めないよう気をつけましょう。
運用初期は「THE・採用ターゲット」のみに送付できるよう、検索条件を絞り込みます。そして送付対象者が少なくなり始めたタイミングで、検索条件を緩めていきましょう。
AMBIで必ず見るべき項目は希望業界、希望職種、勤務地です。さらにOfferBoxでは
- 適性検査の結果
- 私の将来像(400字)
- 自分を象徴する画像
などターゲット軸が豊富にあるため、様々な軸でターゲットリストを作成していきましょう。
— スカウトテンプレートの作成
HeaRの支援実績で返信率の高いスカウトメールの型を3つご紹介します。
- まずは会いませんか?型
- イシューで惹きつける型
- あなたに興味あります型
タイトルは「ベース」+「フック」を意識しながら作成し、本文は上記構成を参考に作成しましょう。大学や学部を限定したスカウトメールや独自の選考ルートを用意するスカウトメールも反応率が高まります。またスカウトを一定期間運用した後に返信率・応募率の高い型を特定できるよう、送付後の分析体制も構築します。
— 送付
ターゲットリストに追加した候補者に対してスカウトを送付していきます。スカウトテンプレートを軸に、1人ひとりへ多少のカスタマイズを行う場合は以下の点を意識しましょう。
- 「誰から」「どんな人に」「なぜ送ったのか」を文中で明確にする
- 褒める以上に、自社とのフィットを伝える
- 候補者に伝わる魅力を打ち出す
- スカウトメールのゴールを設定する(カジュアル面談・説明会等)
- Iメッセージにする(自分が感じた事実のため、否定されにくい)
— 再送
スカウトメールは一度のみならず複数回送ると返信率が高まります。候補者も多くの企業からスカウトを受け取っています。目に留めてもらうためには、何度も送付して接触機会を最大化する必要があるのです。
同じタイトル・本文を複数回送るだけでは候補者から返信は来ません。1通目から3通目にかけて文章量を減らしていったり、複数回送付していることをアピールする内容に変えていきましょう。
— 分析・改善
スカウトは送付して終わりではございません。どのようなタイトルが良いか、どの職種のパフォーマンスが良いかなどを分析・改善する必要があります。
スカウト運用の成果向上に寄与する分析項目は以下です。
- 媒体×歩留まり
- 職種×歩留まり
- ターゲットリスト×歩留まり
- タイトル・本文×歩留まり
- 曜日×歩留まり
- 時間帯×歩留まり
- 時期×歩留まり
希望する分析がAMBI上でできない場合は、スプレッドシートなどを活用しながらデータを蓄積・分析していきましょう。
AMBI(アンビ)で返信率の高い候補者を見分けるコツ
候補者を検索する際、返信率を上げるために見るべき一般的な項目は以下になります。
- 最終ログイン日
- 登録日
- レジュメ更新日
- 受信スカウト数
- スカウト返信率
- 希望職種
- 希望業界
- 転職意欲
AMBIでは特に
- 炎マークが赤色(返信率が高いユーザーの証/返信率が9%を超えることも)
- 募集職種と希望職種が合致
- 自社求人に対して「気になる」ボタンを押している
ユーザーにスカウトを送付すると返信率が高まることでしょう。
AMBI(アンビ)運用の注意点
AMBIを運用するにあたっての注意点を紹介します。
— 各タッチポイントの「スピード」を意識する
AMBIを活用する際、特に注意すべき点は求職者とのコミュニケーションにおける「スピード」です。AMBIに登録しているユーザーは転職活動に意欲的であり、他の企業から魅力的なスカウトを受けると、すぐにその機会(選考)に移行してしまう可能性があります。
そのためデータベースで興味を持った求職者を見つけたら、できるだけ迅速にコンタクトを取ることが重要です。また返信をもらったら面接、そして内定に至るまでのプロセス全体において「迅速さ」を意識して対応しましょう。スピード感のある選考体験は採用競争力のある企業として候補者に認識され、採用成功の可能性が高まります。
— 各タッチポイントの「一貫性」を意識する
スピードに加えて採用活動に「一貫性」も持たせると、採用競争力向上をより期待することができます。以下のような一貫性がない状態では、候補者も不安を覚えることでしょう。
- スカウトメールの訴求内容が1回目と2回目で大きく異なる
- スカウトメールで訴求していた内容が初回面談時に全く触れられない
- 1次選考官と2次選考官で言っていることが違う
候補者との各タッチポイントで一貫性を提供できる仕組みを構築しておきましょう。
— 採用コストの肥大化に注意
AMBIの運用時は、採用人数ごとに成功報酬が発生する点に注意が必要です。特に多人数の採用を計画している企業にとっては重要な考慮事項となります。
成功報酬制は採用の質を保証する一方で採用数が増えるにつれてコストも増加するため、予算計画において慎重に検討する必要があります。多くの人材を採用する予定がある場合、それぞれの採用にかかるコストを事前に把握し、全体の予算内で最適な採用戦略を立てることが求められます。
AMBI(アンビ)に関するよくある質問
AMBI運用に関するよくある質問を紹介します。
Q. 返信率が高い時間帯はありますか?
A. AMBIにおいて返信率が高い時間帯は、主に社会人が自由に時間を使える朝早い時間帯や夜間です。特に平日の朝7時から9時の間や、夜の18時から22時の間が最も効果的な時間帯とされています。この時間帯の返信数が少ない場合は、曜日や時間帯のA/Bテストを行いながら自社ターゲットに最適な時間帯を特定しましょう。
Q. 返信率の平均を教えてください
A. AMBIが公表しているデータによると、スカウトからの応募率は「平均5%」です。職種別にみると、営業・コンサル系が約4%、経営・企画・マーケ系が約5%、IT系が約3%です。しかし送付時期やターゲットの年齢層などにより応募率は変動するため、媒体担当者やRPO業者にも確認することをおすすめいたします。
Q. スカウト文のカスタマイズはした方がいいですか?
A. HeaRではカスタマイズを推奨しております。テンプレートを活用すると時間の節約にはなりますが、パーソナライズされたメッセージに比べて成果は低くなる傾向にあります。早期定額型プランの場合は初期費用もかかるため、費用対効果最大化に向けて候補者一人ひとりに個別アプローチをしていきましょう。
AMBI(アンビ)の運用事例3選
HeaRではAMBIの運用代行(RPO)実績が豊富です。以下にいくつかの例を記載いたします。
社員数400名超コンサルティングファームの採用支援
コンサルタント職の採用支援事例(レギュラープランを利用)
- あらゆる役職者にインタビューを行い、自社で働く魅力を多角的に言語化
- 自社の魅力をスカウトメールに記載(箇条書き形式で3個×3パターン)
- コンサルタント職に興味のある求職者をターゲットにスカウトリスト制作
HeaRが採用戦略の策定から実行までを一気通貫で支援。6ヶ月間の運用を経て、コンサルタント職10名の採用成功。
ホリゾンタルSaaS企業の採用支援
営業職・マーケター職の採用支援事例(ライトプランを利用)
- スカウト返信率を高めるために代表インタビュー記事を制作・添付
- 日程調整・候補者対応をすべて代行
- A/Bテストの結果「イシュー型で惹きつける型」の返信率が突出
HeaRがコンテンツ制作から運用、日程調整まで幅広く支援。採用担当者様はコア業務(候補者の惹きつけ)に注力することで歩留まり改善も実現。6ヶ月間の運用を経て、4名のビジネス職を採用することができました。
鹿児島県(地方企業)の採用支援
営業職の採用支援事例(ライトプランを利用)
- スカウト返信率を高めるために採用ピッチ資料を制作
- 採用ピッチ資料を添付したスカウトメール運用
- A/Bテストの結果「地元で働く訴求」の返信率が突出
コンテンツ制作から運用まで幅広く支援。鹿児島県在住の方1名と鹿児島県出身の方2名(Uターン)を採用することに成功。
AMBI運用にお困りの際は、貴社の状況を踏まえご相談ください。上記以外の事例も豊富にございますので、貴社に近しい事例を交えてサービス説明いたします。
採用目標達成のためにAMBI(アンビ)を駆使しましょう
スカウト運用に取り組むことで母集団形成を加速し、採用目標達成を実現しましょう。AMBI運用にお困りの際はHeaRにご相談ください。
- スカウト運用に関する豊富な実績やノウハウ
- 採用BI「HITOME(ひとめ)」を活用した定量的・定性的なスカウト分析
- 20,000名超の独自データベースを活用した「HeaR Survey」で競合分析
などの特徴がございます。
AMBI(アンビ)の運用代行相談はこちらから!